崇城大学IoT・AIセンター紹介

はじめに

2020年4月に崇城大学池田キャンパス内に完成した崇城大学IoT・AIセンター(以下、「IoT・AIセンター」)は、IoTやAIといった最先端のICTテクノロジーを用いたメタバースやXR、eスポーツなどを体験できる施設です。P2PやSCB理論の提唱者である星合隆成情報学部教授が初代センター長を務めます。

ICT技術の粋を集めた施設が北区地域活性化動画コンテストを主催するのには、ふたつの理由があります。

地域DX人材の育成

北区は熊本市の5区のなかでは東区、中央区に次いで3番目に人口が多い区ですが、人口推移をみれば減少が始まっており、高齢化率(人口に占める65歳以上人口の割合)は約26%で、5区の中では西区に次いで高い状況です。全国的に少子高齢化が進行するなか、地域の状況等を踏まえながら少子高齢社会に対応したまちづくりが求められており、北区においても地域の労働力の減少に対応するためにICT技術を積極的に活用し、デジタルによって地域にイノベーションを創発すること(地域DX)が求められています。この地域DXを実現するためには、デジタルについて学び、同時に地域課題の解決に取り組む人材の育成が急務です。IoT・AIセンターは崇城大学未来情報コースと連携し、地域メディアという講義の学修を通じて、ICTによる動画撮影や編集技術を用いて地域の問題にフォーカスした動画を製作し発表することで、視聴者の行動変容を促すことができる人材の育成に取り組んでいます。

IoT・AIセンターは、この動画制作と発表の場とすべく、北区地域活性化動画コンテストを主催しています。

北区とともにチャレンジ

北区では、小崎昭也北区長が率先し既存の価値観に縛られない、現状打破をモットーとしたさまざまな取り組みにチャレンジしています。2022年9月に、IoT・AIセンターは一般社団法人SCBラボと共に、北区と付帯協定を締結し、地域DXの推進や地域イノベーション人材育成、地域における地域活性化や地域イノベーションに向けたアクティビティを推進していくことで合意しました。

少子高齢化の状況を跳ね返し、地域を再生することは困難ではあるものの、「北区が変われば世界が変わる」ことを信じて、地域創生の実現に向けた挑戦を続けています。

動画投稿を通して北区活性化にご協力ください

このウェブサイトをご覧いただいているみなさんにお願いです。北区の魅力、北区の課題、北区への愛など、お好きなテーマで動画をご投稿ください。みなさんに投稿いただいた動画が北区にパワーを与えてくれます。北区地域活性化動画コンテストが、動画を通じた北区とみなさんのつながりの場として活用されるようIoT・AIセンターはサポートしていきます。

コンテストロゴマーク
コンテストロゴマーク

文責 IoT・AIセンター 内藤